攻略アドバイス&メディカル情報
京都マラソンの医療救護について
京都マラソンの医療救護は、救命処置を重視した体制で運用し、競技中の傷病については応急処置のみ行います。重症者に確実に対応するため、救護所においてテーピング、湿布、コールドスプレーの処置は行いませんので、必要な方は各自ご準備いただきますよう、お願いします。
●まわりのランナーが突然倒れたら
京都マラソンでは、スタート会場2箇所、コース沿道10箇所、フィニッシュ会場2箇所の計14箇所に医師・看護師が待機する救護所(AEDあり)を設置するほか、コース沿道にAEDを所持した救護サポーターや消防スタッフを配置するなど、約400mごとにAEDを配備する医療救護体制を整えております。
しかしながら、マラソン中に心肺停止になるランナーの数は、他のスポーツに比べ多いと報告されており、また、過去に京都マラソンにおいてもAEDを使って救命措置が取られたこともあります。AEDの使用が1分遅れれば、救命率は10%低下するとも言われており、迅速な対応が必要です。
まわりのランナーが突然倒れたら、以下の対処をお願いいたします。
誰でも救う側、救われる側になりえます。お互いの命を支え合うために、そばにいる方の協力が何よりも重要です。
●ファーストエイド講習
大会に参加するランナー、ボランティアの方々を対象に上記対処法(AED到着までの心肺蘇生法)やAEDの使用法等を学ぶファーストエイド講習を、大会前日のランナー受付に合わせ開催します。
●メディカルランナー
京都マラソン2015では、大会の安全運営のため、参加ランナーの中から医師・看護師・救急救命士資格をお持ちの方を対象に、大会に参加しながら、緊急事態発生時に居合わせた場合、救護活動、救護スタッフの補助を行っていただく「メディカルランナー」を募集します。ご協力いただける方は、ランナー受付当日、会場内のヘルプデスクまでお越しください。