攻略アドバイス&メディカル情報
元女子マラソン日本代表
比護(藤村)信子先生からのアドバイス
- 初級者編 -
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■攻略アドバイス その2
体力(有酸素能力)を
高めるためのトレーニング
自分の体力に応じた効率的なトレーニング!
心拍数が170拍/分に達すると、運動強度としては非常にきついレベルに相当し、筋肉のエネルギーの限界に近づきます。心拍数は年齢によって最大値が異なりますが、きつさの感じ方として、「もう無理!息がつまる。」「若干言葉が出る。」「汗びっしょり」「どこまで続くのか、と考える。」「緊張感がややある。」といった症状が表れはじめたら、これが有酸素運動の限界点です。
出典 http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~sport/menu/staff/tamaki/edu/training.html
サブ5・サブ6が目標なら・・・・・・
5分間で600m走ることができたとしたら、距離÷時間=速さ(m/分)の公式に代入して計算してください。1分間に120m走ることができる速さですから、これを1㎞に換算すると8分20秒で1㎞を走れます。42.195kmは5時間52分で走ることになります。これよりややスピードを上げて、京都マラソンでは5時間40分くらいで走る力(1分間に124m走ることができる速さ/1㎞に8分ペース)、これが初級者のランナーさんの1つの目安になりますよ。
●トレーニング紹介
腕の4分間運動
(20秒の全力運動+20秒休息)×下記の6種目を繰り返す運動です。
[1]フロントプレス、[2]バックプレス、[3]アーム・カール、
[4]ローイング、[5]45°つき出し、[6]ツープレス
トータル8分から16分になるよう2セットから4セットを繰り返し、動作を素早くおこないましょう。運動後、腕がだるく感じるのは乳酸が蓄積された状況です。この運動の後にランニングを行うと持久系の能力が効果的に高められます。
- ※[4]ローイング以外は片手でおこないます。
- ※順番は左右どちらから始めてもかまいません。
- ※初めは250mlのペットボトルを使用し、適度な負荷になるよう容器の水量を調整しましょう。力が付いてきたら500mlに変えてください。
●疲れを残さないために!
ストレッチ
トレーニングで酷使した脚の筋肉、アキレス腱や関節のストレッチングをすることで疲労を取っていきます。同時に背中、腰のストレッチングも行います(内臓などの疲れは、背中に現れると言われます。)。関節や靭帯に痛みがある時は、アイスマッサージが効果的です。氷片をビニール袋に入れ、中の空気を吸い出します。空気が完全になくなり、袋の口を縛ります。必要があればタオルに包み、患部が冷え過ぎないようにして20分程度患部に当てます。筋肉の痛みや腫れは、シャワーなどで直接下肢へ冷水浴(プール程度の水温)を行うと、炎症の拡大を防ぎます。疲労が軽い場合は、ストレッチングやマッサージで十分回復できます。