攻略アドバイス&メディカル情報
元女子マラソン日本代表
比護(藤村)信子先生からのアドバイス
- 初級者編 -
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■攻略アドバイス その3
京都マラソン新コース攻略法
スタート直後の石畳やコース上の反射板などの突起物には十分注意し、特に、足元が見えづらい所での転倒に注意してください。四条通は約3キロの直線です。ここで前方との距離を確認できます。また桂川に近づくにつれて少ずつ上ります。最初の関門(6.1キロ)に向けて、急ぐ必要はありませんが、歩かないようにしないと関門制限時間に間に合いません。関門時間の変更で前半のキロ平均のスピードは、昨年より早くなります。スタート時のタイム差を考慮しながら、日頃のトレーニングで最初の10キロを想定したペース作り(キロ平均7分20秒〜7分40秒)を心がけてください。
5キロから10キロは、京都マラソンで一番の高低差(50m)があります。このあと立命館大学前の第3関門(12.5キロ)を経て、西賀茂橋までの第4関門(18.4キロ)までアップダウンが小刻みに続きます。足を使いすぎないようリラックスを心がけてください。ここで前回ご紹介した上体の筋力アップ(4分間運動)の成果が期待されます。
今宮門前通から御園橋まで道幅は狭くなります。前後の選手と接触しないように注意しながらこの周辺の景色を楽しみましょう。20キロから25キロまでは折り返しが多く、植物園内はコースが蛇行しているのでリズムを崩さないこと。ここでは沿道の声援に力をもらえるでしょう。
30キロ地点に差しかかると、足腰の痛みとともに、エネルギー切れが始まります。完走のためには第9給水所(26.3km)で充分なエネルギーを補給しておく必要があります。38キロ地点の百万遍の交差点からの上りを乗り切ればフィニッシュが見えてきます!